所得税法に1年で合格したいなら

所得税法は税理士試験の中でも最も難易度が高い試験科目のひとつです。

短期合格したい人は受験予備校の講座に申込む!

税理士試験は大原やTACなどの受験予備校で勉強しなければ合格できないというものではありませんが、やはり受験予備校に申込む方が合格しやすいです。大原やTACの受験予備校では初学者でも無理なく合格できるようなカリキュラムとテキストを作成しています。税理士試験の所得税法に特化した講師が授業を担当しており、過去試験を分析した講義を受けることができるだけでなく、所得税法の勉強法や問題の解き方なども教えてもらえますし、受験中の悩みなども相談できます。

独学でも合格できますが、試験傾向や税制改正などを自分で把握するのは大変です。ネットなどでも試験傾向や税制改正などについて書いているサイトがありますが真偽がわかりません。そういった意味で独学受験というのは効率が良くありません。

所得税法に短期合格したいなら絶対に受験予備校の講座に申込むべきです。

予備校は大原かTACが良い!

なぜ大原かTACが良いのかというと、受講生の人数が多いからです。受講生の人数が多いということはそれだけ人気がある、実績があるということです。それに税理士試験は相対試験(上位10%が合格)ですので、受講生が多いところで勉強するほうが自分の順位を把握しやすいです。受講生が10人しかいない予備校で上位30%以内に入ったからといって、税理士試験全体の上位30%以内とは限りません。所得税法なら300~500人くらい受講生がいるとある程度の順位を把握できます。自分の正確な順位を把握したいなら受験人数が多い予備校で順位を把握するべきです。

DVDや通信講座よりも教室講座が良い

税理士試験の受験予備校では最近DVD講座やWEB通信講座などを開講していますが、できれば教室講座に申込むべきです。DVD講座やWEB通信講座は都合の良いときにいつでも受講できるため便利ですが、いつでも受講できるという反面、「いつまでたっても受講しない」というリスクがあります。

税理士試験の試験勉強は決して楽しいものではありません。長い受験勉強中に何度も諦めたい衝動に駆られます。そのときに教室講座だと授業を休みにくいのに対して、DVDやWEB通信だと気軽に休むことが出来ます。なぜ、教室講座だと休み難いのかというと、多くの受験予備校ではクラスを指定されているため(振替もできる)、講師や受講生が同じなので休みがちになると体裁が良くありません。さらにミニテストや模擬試験の点数が良くないとさらに居心地が悪くなります。そうならないためには授業を休まずに受け続ける必要があり、かつ、復習もしなければいけません。この動機付けがDVDやWEB通信にはありません。たしかにDVDやWEB通信は便利ですが、自分を追い込むためには教室講座で受講するべきです。そしてそうすることが短期合格の秘訣です。税理士試験の不合格者の多くが途中挫折です。税理士試験の試験日当日まで真面目に勉強している受験生は当初受験生の7割以下です(もしかすると半分くらいかも)。そのくらい途中で諦めています(特に所得税法や法人税法は途中挫折が多い)。

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