所得税法か法人税法か

税理士試験は所得税法か法人税法のいずれかに合格しなければいけませんが、一体どちらの方が良いのでしょうか。

受験者数が多いのは法人税法

所得税法と法人税法を比較すると受験者数の多いのは法人税法です。これは税理士の主な取引先が法人であるため税理士事務所で法人税法の知識が求められているからであると思います。税理士事務所によっては、法人税法に合格していなければ法人の担当をさせてもらえないところもあるほどです。

所得税法も重要な税法

このように書くと、所得税法の知識は必要ないと感じる人もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。税理士業務をする上で所得税法は法人税法と同じくらい大切です。たしかに税理士事務所の主な取引先は法人ですが、数(確定申告の件数)からすると個人事業主の方が圧倒的に多いところが多数です。一般的には、法人事業主と個人事業主の割合は法人1に対して個人10以上です。

相続税法を勉強したい人は所得税法がよい

相続税法は所得税法と密接に関係しています。そのため相続を専門に扱ってる税理士事務所で働いている場合や、相続に強い税理士になりたい場合、相続税法を勉強したい人は所得税法を選択したほうが良いです。

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