独学受験の注意点

税理士試験の所得税法を独学受験で合格するのは難しいです。どうしても独学で受験するのであれば次の点に注意しましょう。

  1. 受験予備校のテキストを購入する。
  2. 模擬試験は受験する。
  3. 税制改正項目を国税庁HP等でこまめにチェックする。

受験予備校のテキストを購入する

税理士試験受験生の多くは受験予備校の講座を受講しています。受験予備校では過去試験や試験委員の文献等を分析して講座を行っています。勿論、講座で使用するテキストは毎年改編されており、受験年度の税制に則した構成になっています。独学で受験する場合、テキスト等を自分でそろえる必要がありますが、書店等で市販のものを購入するのではなく、受験予備校のもの買うことをオススメします。たまにですが、ヤフオクなどのオークションサイトで受験予備校の最新テキストが出品されていますので一度ご覧下さい。

なお、ヤフオク等でテキストを購入する場合は、必ず対応年度に注意してください。所得税法は毎年試験に影響がある税制改正がある税法科目です。税制改正前の古いテキストを購入して、改正後の箇所が出題されたら大変です。テキストが安いのは良いですが、受験年度に対応していなければ意味がありません。必ず受験年度に対応しているかを確認してください。

模擬試験を受験する

独学受験であっても必ず一度は模擬試験を受験してください。模擬試験を受験することで本試験の雰囲気を味わうことができるだけでなく、現時点での自分の成績や順位を把握することができます。模擬試験を受験する場合は受験人数の多い予備校の模擬試験を受験した方が良いです。

税制改正項目を国税庁HP等でこまめにチェックする

所得税法は毎年改正されています。税制改正は国税庁HP等で公表されています。なお、新聞等に書いている税制改正の情報は「改正案」ということもありますので注意して下さい。「案」ということは、税制改正はまだされていないということです。税制改正の情報を知った場合は、必ず「施行日はいつからか」をチェックしてください。

スポンサーリンク


ページ上部へ戻る