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理論は全て覚えるべき
理論暗記をしていると「一体どのくらい覚えたら良いのか」と悩むときがあります。もし一回の受験で試験に合格したいのであればテキストに書いている理論は全て覚えるべきです。
理論は全て覚える!
所得税法の理論は法人税法と同じくかなりボリュームがあります。ボリュームがあるからといって部分的に覚えれば良いわけではなく、基本的には全ての理論を暗記するべきです。受験生によっては要点を絞って覚える人がいますが、これは試験までに理論暗記が間に合わない場合の最終手段です。最初からこのつもりで勉強してはいけません。
理論によっては過去にあまり出題されておらず、かつ、論点になりにくいものがあります。受験生からするとこういった理論を覚えるのは苦痛ですが、このような理論でもできる限り覚えるべきです。
全ての理論を覚えていれば本試験でどのような問題が出題されても対応できます。万が一、わからない問題が出題されても「私がわからない問題は誰もわからない」と判断できます。しかし、全ての理論を暗記していない場合、もし本試験で難しい理論問題が出題されたときに「もしかして暗記していなかった項目に関する問題かも!?」と勘違いしてしまう恐れがあります。計算の知識を活かしながら自分の言葉で書くべきか、他の理論から正答を導き出すべきか、判断できません。
理論はコツコツ覚えれば試験までに覚えられる!
理論は一朝一夕に覚えられるものではありません。しかし、コツコツ理論暗記を続けていれば試験までに全ての理論を暗記することはできます。「千里の道も一歩から」所得税法の理論暗記はこれにつきます。